大規模盛土造成地とは、谷や沢を大規模に埋めて造成した土地や、盛土前の傾斜が大きな地盤の上に高く盛土して造成した土地のことをいいます。
大規模な地震などの際に、地滑り、崖崩れ、土砂流出などが起きる恐れがあるため、監視や変動予測が必要とされます。
なお、災害発生の恐れの大きい大規模盛土造成地などについては、都道府県知事が造成宅地防災区域に指定し、擁壁等の設置、または改造その他必要な措置を講じることとされています。
また、大規模盛土造成地の位置や規模を表示した地図を公表している地方公共団体もあります。